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「草間彌生 永遠の永遠の永遠」

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国立国際美術館で開催されている「草間彌生 永遠の永遠の永遠」展へ行ってきました。

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入口からこんな感じで、中に入ると・・・

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鮮やかな赤っぽいオレンジに白の水玉。テンション上がる感じです。



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草間さんといえば・・・コレ!ですよね。
「大いなる巨大な南瓜」
このはっきりした、黄色と黒のコントラストがなんとも強烈。



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入った瞬間なんだかすごいパワーを感じます。

元気な色で楽しい~と思って次へ進むと、そこは白黒で描かれた草間さんの世界・・・
たくさんの目が点状に描かれていたり、顔のパターンが連続で一面に描かれていたり、はじめはじっくり見ていたのですが、だんだん目がまわってきて、少し気分が悪くなる感じ。
これは、アートというか・・・草間さんの脳の中をのぞいたような、ものすごいエネルギーが胸に刺さる感じです。
何か考えて構成して描いているのではなく、思いのままに無心に描いているのだろうな思います。

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途中のチューリップの部屋


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ここははじめはかわいい!と思っていたのですが、どう考えても長時間ここにいるのはムリです。
ずっといたら気がおかしくなりそう。







その後に続く、「魂の灯」
ここは小さな部屋に入ります。
たくさんの玉の灯りがそこらじゅうに広がって、色が点滅して変わり、宇宙にいるかのよう。
現実か夢か、自分はなんなのか、もうなんだかわからなくなるような、すごく不思議な世界。
個人的にはこの作品が一番よかったかも。
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 「街の灯」画像では分からないので是非この中に入って体感して下さい。




最後の映像では草間さんが作品を描く様子などが映されていました。
その中で、80歳になった今も、まだ絵を描き続けている。
そして、彼女は「絵を描いていなければ自殺していた」とも言っていました。
幼少の頃から幻覚を見ていたという彼女は、それ絵で表現することによって、吐き出していたのかもしれません。描かずにはいられない、そんな状態だったのだと思います。


絵の中には、常に死と向かい合わせの苦悩のようなものが伝わってきました。
その絵からは大きなエネルギーが出て私の体にしみ込んでいきます。
絵を見ている間中、心がざわざわした感じがありました。
この絵はああでこうで・・・こういう想いで・・・と美術的に解釈しながら見るという感覚ではありません。
視覚で見るというだけでなく、体で感じた展覧会でした。
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by marikorokoro | 2012-03-23 10:17 | その他